秦叔宝(?〜638)
本名は秦瓊。叔宝は字です。

はじめは隋の雷護児に仕えた。のちに張須陀・李密・王世充と身を移しつつも最終的には唐の李世民の配下となります。
そして数々の勲功を上げ、唐朝建国の大功臣になりました。

物語「隋唐演義」では序盤の主人公。
2本のカン(金+閨jをよく使い、まさに万夫不当の猛将です。
鉄鞭を振るう尉遅敬徳と並んで、唐朝初期の代表的な武人として有名です。(どうも日本での知名度は今ひとつですけど)

このイラストは色数も少なめに、主線は筆を使いました。わりとシックに仕上がったので珍しくカラー作品では、お気に入りになりました。
秦叔宝を描いたからには、次は尉遅敬徳かなぁ。