「巾幗英雄」
中国の歴史で「女将軍」を指し示す言葉ですが、その代表格の一人がズバリこの花木蘭です。
徴兵令が出た中、病の父に代わって男装し、従軍することにしたという孝女・木蘭。
なんと数年間にも亘る軍中での生活にもかかわらず、彼女は女性であるという事を悟られずに、さらに抜群の武勲も立ててしまったのです。

ただ、残念ながら彼女は説話上の人物であるということで、語られる物語によってその活躍の時代もまちまちであったりします。
まあ、大体は隋朝末期のようですね。
苗字も『花』が一般的ですが、『魏』であったり『朱』であったりと割とイロイロあります。

花木蘭に関する作品で、読み易いものとしましては、田中芳樹氏の「風よ万里を翔けよ」がありますね。
これは漫画化もされてますので(角川書店あすかコミックDX 秋乃茉莉)、より一層お手にしやすいかと思います。

あと、ディズニーのアニメ作品「ムーラン」もずばり木蘭のお話です。
こっちの方はまあ、オモシロ半分にでも見てください。
ディズニーアニメですし。
しかし何でタイトル「木蘭」とかにしてくれなかったんだろう??

前記の「巾幗英雄」で、他に代表的な人物は、穆桂英・梁紅玉・秦良玉です。
いずれこの3人も描きたいものです。