「四狗」の一人に数えられたジェベ。
モンゴル帝国建国時の宿将です。

もとはチンギス・ハーンとは敵対する部族の出身でした。
本名をジルゴアダイと言い、ある戦闘の時にチンギスの頚動脈を弓で射て、深手を負わせました。
チンギスは一命をとりとめた後、この戦闘の戦後処理で捕虜になっていたジルゴアダイと会います。
チンギスは自分を弓で射て傷を負わせたものを知らないか、とジルゴアダイに問い掛けたところ、ジルゴアダイは恐らくそれは自分です。と臆する事無く正直に答えました。
その正直さをチンギスは多いに喜び、自分の配下になるように誘い、『ジェベ(矢の意)』の名を与えました。

その後ジェベはモンゴル軍において筆頭格の指揮官となり、モンゴルの征西軍を率い、西北各国を平定していきました。

お気に入りの人物だけにチカラが入ったのか、お気に入りの作品です。

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