張飛(?〜221)。
字は益徳(三国志演義などでは翼徳)。
豪傑・万夫不当・一騎当千、どれも張飛にぴったりの言葉ですね。

魏の程イクたちに
「一万人を相手にする力がある」と賞賛されていたと言います。
劉備軍の蜀進行時には巴郡を攻略し、太守・厳顔はその心意気に感じさせられ降伏。
張飛は彼を降将としてではなく賓客として招きました。
以降は蜀の都・成都に到るまで連戦連勝。
益州平定後は、諸葛亮・法正とともに恩賞を受けました。

221年には車騎将軍に任じられるとともに、司隷校尉をも兼任しました。
実質は魏領になっているので赴任は出来ないものの、洛陽・長安を含む地方の長官に抜擢されたわけですから蜀漢国内での、その存在の大きさが改めて確認できます。


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